2016年9月8日木曜日

不動産業界 その1


不動産業界の信頼性


最近、不動産業界の信頼を落とす

ニュースばかりが続いている。

売買では大手仲介業者を中心とする

「物件の囲い込み問題」。

売主様から売却を依頼された不動産業者は

買主様も自らで探し成約したいがために

同業者からの物件問合せにお対して

「成約中です」、「商談中です」といって物件を

仲介させない問題です。

同業者からの問合せに対し、物件仲介をさせれば

売主様も早く売却できるのに・・・・。

なぜこんな事が起きるのか?

簡単に言えば不動産業者の手数料収入の関係です。

売主様も買主様も自社で見つけて成約すれば、

手数料収入が倍になる(業界用語でいう両手取引)。

ここには全くお客様の利益が考えられていない。

しかも、それは世間的には多くの人が

知っている大手不動産会社が

中心になって行っていたのです。


また賃貸では、「おとり広告問題」。

不動産ポータルサイト上では多くの

物件が募集されています。

しかし、実際にお客様が問合せしてみると、

「もう成約しています」と返事が返ってくる。

当社にもよく物件の問合せがきます。

「この物件は本当にまだありますか?」と。

当社からしたら、あるからネットに

掲載しているのに・・・と思ってしまうのですが、

それほど、お客様のネット上の情報の

信頼度著しく落ちているということだと思います。

なぜ、そうなるのか?

より多くの物件情報を掲載して、

お客様にこの不動産業者にはたくさんの

物件情報があると思わせるためです。

多くの物件情報を掲載するので、

物件情報のメンテナンスができないのです。

あえて、しないのかもしれません。

まったく情けない話です。





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